青森発着2往復と弘前発着1往復の計3往復が設定されている。いずれも特定日運行の臨時列車であるが、青森発着の2往復は運行日が多く、4月から11月まではほぼ毎日運転される(冬季は土休日を中心に運行)のに対し、弘前発着の3・6号は4月から11月の土休日を中心に運行され、冬季の運転はない。
全車指定席。2号車は4人がけのボックス席で、マルス端末で発行する際はフロア指定(B室)をする。 2002年11月以前は「リゾートしらかみ」という別の列車名で登録されていた。
海沿いを走る岩館駅-大間越駅間、大戸瀬駅-北金ケ沢駅間の一部区間では徐行運転を行う。
また、千畳敷付近においても徐行が行われるほか、2・3号は千畳敷駅に15分間停車し、停車時間中に千畳敷海岸を散策することが可能である。
1・3号の鰺ケ沢駅→五所川原駅間先頭車と2号の五所川原→鰺ケ沢間の3号車では「津軽三味線」の演奏が、土休日の3・4号の陸奥鶴田駅-川部駅間先頭車では「津軽弁語り部体験」が行われる。
当列車は日本海沿岸を運行するため、荒天時、荒天が予想される時は全区間または一部区間運休となる(一部区間運休の場合、スケジュールと一部異なる車両が充当されることもある)。
また1・4号は五能線内で徐行運転などを行い遅れた場合、弘前-青森間が運休となることがある。
各列車には記念スタンプが備えつけられている。
使用車両:キハ40系改造の専用車両
「青池」編成(初代)
写真は2代目「青池」編成
1997年3月22日より4両編成で運行開始し、2006年3月18日に3両編成化された。2010年に「リゾートしらかみ」としての運行を終了。
2011年に2両編成に組成され、「CRUISING TRAIN」として他線区の臨時列車や団体列車などで運用されている。
また、2012年7月以降はトラブル時や検査時には代走として、「五能線クルージングトレイン」という列車名で運行されている。
「橅」編成(初代)
写真は2代目「橅(ブナ)」編成
2003年4月より運行開始。2011年に青池編成の中間車(キハ48 1543)を転用して、4両編成化された。
2016年7月に運行を終了。
2018年4月18日からは、4両編成のまま塗装変更の上で「あきたクルーズ号」として秋田港に寄港するクルーズ客船の乗客専用列車(秋田駅-秋田港駅)に充当されている。ブナ編成時代の車体の深緑色は白神山地をイメージしたものであった。
「くまげら」編成
2006年3月18日より運行開始。中間車1両は青池編成から転用している。2011年に一般車(キハ48 1503)を「リゾートみのり」編成に準じた改造を施し、4両編成化された。